📦 「ワンタッチさんは気分屋です」
2025.07.15
2025年7月
「今日はワンタッチ流すんやな。」
「便利やけどクセ強いで。」
「糊線ズレたら全部アウトやからな。」
今朝もこんな会話からスタート。
見た目はシンプルでも、実は加工屋泣かせな箱。
それをキレイに仕上げてこそやと思う。
🧠 今日の豆知識(ワンタッチ底編)
ワンタッチ底は、開けば勝手に底が組み上がる箱。
✅ 作業が早くなる便利な形
✅ でも製造は精度勝負
✅ 加工屋が気をつけるポイント
⭐ 糊貼り精度
→ 糊線がズレると底が組めない。
→ 湿気や紙粉で糊が伸びたり切れたりする。
→ 糊量と位置をきっちり管理。
⭐ 折線の深さ
→ 深すぎると割れる。
→ 浅いと起きて底が開かない。
→ 紙の腰を見て罫を調整。
⭐ 紙のクセ
→ 湿気で柔らかくなると潰れやすい。
→ 乾燥しすぎるとパリパリ割れる。
→ 触ってその日の状態を読む。
「ワンタッチさんは気分屋」。
だからこそ合わせたときの気持ちよさがある。
それを読むのが加工屋の腕やと思います。
🧑💼 社長からのひとこと
「知り合いからたまごたくさんもらってん。
みんなにもおすそ分けしたいから、よかったら持って帰ってな。
こういうのもたまにはええやろ。
今日もよろしくな。」
✨「暑さに負けず、水分しっかり取って、安全第一でいこう!」