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📦「この箱、どこに行くんやろな」

おはようございます。
「今日もA式多いな」「シンプルやけどクセあるわ」なんて声が今朝も出てました。
でも「しゃあない、やるか」ってスイッチ入れるのが、うちらの現場です。

段ボールを流しながらたまに思います。
「この箱、どこに行くんやろな」。
中身は見えへんけど、守るために作ってる。
それだけは忘れたらあかん仕事やなと思います。


🧠 今日の豆知識

今日は段ボールの箱の基本形、「A式(みかん箱型)」を加工屋目線で少し詳しく。

形はシンプル。上下のフラップを閉じてテープで留める。
 一番オーソドックスで数が多い分、「同じように見えても紙ごとにクセが違う」。

加工屋が見るポイント
反り
 → 湿気を吸うと反りやすい。
 → 反りが強いとフタが浮いてテープ留めでスキマが出る。
 → 紙を触って「柔らかいか」「パリパリか」を読むのが大事。

罫線の深さ
 → 深すぎると折線が割れる。
 → 浅いと折り目が起き上がってフタが浮く。
 → 紙の腰や厚みを見て罫の当たりを微調整。

糊貼り幅
 → サイド貼りの糊線がズレると箱が四角く立たない。
 → 湿気や紙粉で糊が伸びたり切れたりする。
 → こまめな掃除と糊量の管理が必須。

「A式は簡単」って思われがちやけど…
数が多いから1%のズレでも不良が山になる。
同じ設定でも昨日と今日で結果が変わる。
だから「今日は紙どうや?」って触って読んで決めるのが加工屋の仕事。「シンプルこそ手を抜けん」。
それを全員で意識するのが、ええ現場やなと思います。

✅ 明日は「B式」の話に続ける予定です。
 またぜひ読んでください。


🧑‍💼 社長からのひとこと

「昨日ひさびさにゴルフ練習行ってきたで。
まあ全然当たらんかったけどな(笑)
でもやっぱ楽しいわ。
今日もボチボチやってこか。」


✨「暑さに負けず、水分しっかり取って、安全第一でいこう!」

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